ホットヨガ前後の食事はどうしたらよいですか?おすすめメニューも知りたいです。
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事ではホットヨガのあとの食事について解説しています。
記事を見ていただくだけで効率よくホットヨガができますよ。
この記事で分かること
- ホットヨガ前後の食事は摂っても良いか?
- ホットヨガ前後の食事のメニューおすすめ
- ホットヨガ前後の食事は太るのか? など
ホットヨガの後の食事は摂っても良い?
ホットヨガ後に食事をとっても問題ありません。
しかし、食事を摂る時間帯には注意した方が良いです。
ホットヨガ後の食事の時間に注意した方がよい理由は2つあります。
1つ目は、ホットヨガ直後は、筋肉を使っているため、血流が筋肉を中心に回っています。そのため、消化器官への血流が一時的に減少するので、食事をすると消化器官に負担がかかってしまいます。
2つ目は、ホットヨガ後は、身体がデトックス状態になっているので、新たな栄養素を取り入れやすい状態になっており、栄養素の吸収率が通常の2倍になるともいわれています。
例えば、低カロリーで栄養価の高い食事を摂ると、健康効果をさらに高めてくれますが、逆に高カロリーな食事を摂ってしまうと、カロリーをたくさん取り込んでしまうことになり、逆効果となります。
そのため、ホットヨガ後の食事の時間には注意が必要です。
ホットヨガの後の食事の注意点5つ
ホットヨガの後の食事の注意点は以下のとおりです。
順番に解説するわね。
①レッスン後1~2時間以内は食事を摂取しないようにする
一つ目の注意点は、ホットヨガのレッスン後1~2時間以内は食事を摂取しないようにした方が良いです。
ホットヨガは、動き自体は激しいものではありませんが、全身をねじったり曲げたりするダイナミックな運動で、内臓なども刺激されます。
そのため、全身の血流やエネルギーの流れを整えてくれますので、身体がデトックス状態になり、新たな栄養素の吸収率が通常の2倍程度になっているのです。
吸収率が2倍になるということは、低カロリ高たんぱくな食事をすると、効率よくタンパク質を吸収してくれることになり、健康効果にも繋がります。
しかし、高カロリーな食事をすると、特にダイエット中の方にとっては、逆効果となってしまいます。
そのため、ホットヨガのレッスン後1~2時間以内は食事を摂取しないようにした方が良いです。
②食事制限ではなく食事管理を徹底する
2つ目の注意点は、食事管理を徹底するということです。
ダイエット中の方などは、レッスン後の食事を制限した方が良いのではないかと考える方も多いと思います。
ですが、ダイエット効果を早く出すために食事を抜くのは逆効果なので、食事管理を徹底する必要があります。
ホットヨガのレッスン後は、全身がデトックスされた状態になりますので、いわゆる「からっぽ」の状態になります。
そのため、栄養素が吸収されやすいという状態になります。
しかし、この状態で食事を制限して(抜いて)しまうと、必要な栄養素が吸収されないため、逆に身体の代謝が落ちてしまうことになるのです。
具体的には、ホットヨガ後に食事制限をすると、新たなエネルギーが入ってこないため、身体が「エネルギーが足りていない」と認識して、代謝を低下させます。
その結果、痩せにくい体質になってしまうのです。
そのため、食事管理を徹底することが重要なのです。
③レッスン直後から1時間以内は水分補給を十分に行う
3つ目の注意点は、ホットヨガレッスン直後から1時間以内は水分補給を十分に行う必要があることです。
ホットヨガのレッスンは、高温の環境で大量に汗をかいた後ですので、身体は水分を欲している状態です。
さらに高温の環境のため体温も上昇している状態です。
汗は上昇した体温を調節する働きがあります。
そのため、大量に汗をかいたことで失った水分を補給しないと、体温調整ができなくなってしまいます。
仮に、ホットヨガ後に水分補給をしなかった場合、脱水症状や熱中症の症状が起こり、意識障害を引き起こしたり、最悪の場合死に至る可能性も。
そのため、ホットヨガのレッスン直後から1時間以内は必ず水分補給を行う必要があります。
④レッスン直後のアルコール摂取は避ける
4つ目の注意点は、ホットヨガレッスン直後のアルコール摂取は避けなければならないことです。
レッスン直後は、水分も不足しているので、たっぷりの水分補給が推奨されています。
「運動直後のビールは至福の時!」などという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ホットヨガ直後にアルコールで水分補給をするのはとても危険なんです。
ホットヨガ直後は、先ほどから説明しているように、吸収率が2倍になっています。
そのため、アルコールが身体に循環する速度も速くなっているので、酔いが回るのが早いです。
さらに、身体に回ったアルコールを分解するために水分を過剰に使用します。
仮に、ホットヨガ直後にアルコールを摂取すると、結果的に脱水症状が起こり、最悪の場合、意識障害を引き起こしたり、死に至る可能性も。
そのため、ホットヨガレッスン直後のアルコール摂取は避けなければなりません。
⑤レッスン後の食事は栄養価が高く低カロリーのものを選ぶ
5つ目の注意点は、レッスン後の食事は栄養価が高く低カロリーなものを選ぶことが重要だということです。
2つ目の注意点でもお話ししましたが、レッスン後は、栄養の吸収率が2倍になっているため栄養価が低いものを食べると体に悪いです。
しかし、食事管理を徹底することで、健康効果を何倍にも高めることができるのです。
つまり、栄養を吸収するゴールデンタイムということなのです。
たとえば、高たんぱくな食事を摂取すると筋肉量が増えやすくなります。
また、ビタミンやミネラルの多い食事を摂取すると、美容に良い効果を発揮し、美肌効果を高めることができます。
そのため、レッスン後の障子は栄養価が高く低カロリーなものを選ぶことが重要です。
ホットヨガの後のおすすめメニュー3選
ホットヨガの後のおすすめメニュー以下のとおりです。
順番に解説するわね。
①鶏ササミのレモン蒸し
材料(1人分):
鶏ササミ:2本、レモン:1/2個、塩:ひとつまみ、黒コショウ:少々、オリーブオイル:大さじ1、パセリ(みじん切り):適量
作り方:
鶏ササミは筋を取り除き、食べやすい大きさにカットします。鶏ササミをボウルに入れ、塩と黒コショウをまぶして下味をつけます。
レモンは半分を薄切りに、もう半分は絞ってレモン汁を用意します。レモン汁は後で蒸し器に入れる水に加えます。
蒸し器に水を張り、レモン汁を加えます。中火で水を温めておきます
蒸し器の蒸し皿に鶏ササミを並べ、その上に薄切りのレモンを乗せます。蒸し器にセットし、蓋をして約10〜15分蒸します。鶏ササミに火が通り、ふっくらとしたら蒸し上がりです。
蒸し上がった鶏ササミを取り出し、皿に盛り付けます。オリーブオイルを回しかけ、みじん切りにしたパセリを散らし完成です。
シンプルでとても手軽に作れ、ホットヨガ後の栄養補給に必要なタンパク質とビタミンCが豊富な一品です。
② 豆腐ステーキ パプリカソース添え
材料(1人分):
木綿豆腐:1/2丁、塩:少々、片栗粉:適量、オリーブオイル:大さじ1
パプリカソース:パプリカ(赤):1個、トマト:1個、ニンニク:1片、オリーブオイル:大さじ1、塩:小さじ1/2、黒コショウ:少々、レモン汁:小さじ1
作り方:
豆腐は水切りをして、厚さ約1.5cmにスライスします。軽く塩を振り、片栗粉をまぶします。フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、豆腐を入れて両面がきつね色になるまで焼きます。焼き上がったら取り出しておきます。
パプリカは細かく刻み、トマトも同様に刻みます。ニンニクはみじん切りにします。フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクを炒めます。香りが立ったらパプリカとトマトを加え、中火で炒めます。野菜が柔らかくなったら、塩、黒コショウ、レモン汁を加え、さらに2〜3分炒めます。
豆腐ステーキを皿に盛り付け、その上にパプリカソースをかけたら完成です。
豆腐を使ったヘルシーかつタンパク質とビタミンが豊富なので、ホットヨガ後に最適の一品です。
③エッグホワイトと野菜のオムレツ
材料(1人分):
卵白:3個分、キャベツ:1/4個、パプリカ(赤・黄):各1/2個、ブロッコリー:1/2株、オリーブオイル:大さじ1、塩:小さじ1/2、黒コショウ:少々
作り方:
キャベツは細切りにし、パプリカは薄切りにします。ブロッコリーは小房に分け、軽く下茹でします。卵白をボウルに入れ、軽く塩を加えて泡立て器で混ぜます。泡立てる必要はありませんが、少し空気を含ませるとふんわり仕上がります。
フライパンにオリーブオイルを熱し、中火でキャベツ、パプリカ、ブロッコリーを炒めます。野菜がしんなりするまで炒め、塩と黒コショウで味を整えます。
野菜を一旦取り出し、フライパンを軽く拭いて再度オリーブオイルを少量足します。卵白を流し入れ、中火で軽くかき混ぜながら焼きます。卵白が半熟状になったら、炒めた野菜を中央に乗せます。
卵白の端を折りたたみ、オムレツの形に整えます。両面がきれいに焼けたら、皿に盛り付けて完成です。
ホットヨガ後の回復に必要なタンパク質とビタミンを美味しく摂取できる一品です。
ホットヨガの後の食事に関するQ&A
ホットヨガの後の食事に関してよくある質問と解決法は以下のとおりです。
順番に解説するわね。
①ホットヨガ後の食事にコンビニは大丈夫?
ホットヨガ後の食事にコンビニは大丈夫です。
ただし、商品は吟味する必要があります。
コンビニには、色々な商品が多く揃っていますが、高カロリーや高脂質、添加物を多く含む食品が多いのが現実です。
その中から、高たんぱく低カロリーのものを吟味して選ぶ必要があります。
例えば、
- プロテインバー
- サラダ
- サラダチキン
- ナッツ
などが適しています。
これらの食品を選ぶことで、効率よく体を回復させ、ダイエット効果を最大限に引き出すことができます。
②ホットヨガ後に食べていいものは?
ホットヨガ後に食べるなら、消化吸収しやすく、身体を温めるような食材を選ぶとよいです。
例えば、高たんぱく低カロリーな鶏のササミや卵白、大豆製品などがおすすめです。
その他にもビタミンCを多く含む食品は、疲れを癒しながら、美肌づくりに役立ちます。
例えば、
- 柑橘類
- キャベツ
- ブロッコリー
- パプリカ
- いちご
などがおすすめです。
ホットヨガ後には、このようなタンパク質やビタミン類などの栄養素が豊富かつ低カロリーな食品を選ぶとよいです。
③ホットヨガ後にプロテインはOK?
ホットヨガ後にプロテインは摂取した方が良いです。
プロテインとはタンパク質を粉末状に抽出したものです。
タンパク質は通常、お肉などに多く含まれますが、お肉を中心にタンパク質を摂取すると、余分な脂質も摂取することになります。
ホットヨガ後は栄養素を吸収しやすい状態ですので、脂質のカロリーもいつも以上に吸収してしまうため、太る原因にもなります。
そのため、高タンパク低カロリーなプロテインの摂取は、非常におすすめです。
④ホットヨガ後の食事は太るの?
ホットヨガ後の食事の摂り方を間違ってしまうと太ってしまう可能性があるので、食事の摂り方には十分な配慮が必要です。
ホットヨガは、ダイエット効果があるという声や報告が多数ある一方で、逆に太ってしまったという声も上がっているようです。
その理由は2つあります。
1つ目の理由は、ホットヨガ後に食欲が増進するため、消費カロリー以上にカロリーを摂取してしまうことです。
2つ目の理由は、ホットヨガ直後に食事を摂ってしまうことです。
食事は、レッスン後1~2時間後のゴールデンタイムに摂る必要があります。
⑤ホットヨガ「LAVA」の後の食事はOK?
通常のホットヨガと同様にLAVAの後も、レッスン直後の食事は避けるべきですが、レッスン後1~2時間後に管理された食事を摂取することがすすめられています。
LAVAのホットヨガは、その他のものと同様に代謝が促進されますので、栄養を吸収しやすい状態になります。
レッスン直後に食事をしてしまうと、消化器官に負担がかかるだけでなく、より多くのカロリーを吸収してしまい、太る可能性があります。
そのため、LAVA後の食事は、レッスン1~2時間後であればOKです。
⑥ホットヨガ前の食事のおすすめは?
ホットヨガ前の食事は、基本的に推奨されていませんが、どうしても食べたい場合は、レッスンの2時間程度前に200kcal程度の捕食(おやつ程度のもの)を摂取することが推奨されています。
何故かというと、レッスン前の食事は、体を動かすのにお腹が邪魔になることや、気分が悪くなったりするという弊害が起こるからなんです。
例えば、
- おにぎり一つ
- ご飯茶碗一杯
- バナナ1本程度
などのものであれば、レッスンに影響することは少ないです。
そのため、ホットヨガ前の食事は捕食程度の食事がおすすめされています。
ホットヨガの前後の食事まとめ
以上、ホットヨガ前後の食事について解説しました。
再度確認です。
- ホットヨガ後の食事は早くても1時間後がおすすめ
- ホットヨガ後の食事は栄養価の高いメニューがおすすめ
- ホットヨガ前の食事は軽いものがおすすめ
ホットヨガ前後の食事に気を付けて効果的なダイエットを目指そう。