ホットヨガで気持ち悪くなる原因について知りたいです。
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事ではホットヨガで気持ち悪くなる原因について紹介しています。
記事を見ていただくだけで安心してホットヨガに通うことができますよ。
この記事で分かること
- ホットヨガで気持ち悪くなる人は多いこと
- ホットヨガ気持ち悪くなる原因
- ホットヨガで体調不良にならないために意識したいこと など
ホットヨガで気持ち悪くなる人は多い
ホットヨガで気持ち悪くなる人は意外に多いです。
なぜなら、高温多湿な環境での運動は体に負担がかかり、様々な症状を引き起こすからです。
特に初心者や体調が優れない時には気分が悪くなりやすい。
体が過度に温まることで、脱水症状や熱中症、血圧の低下などが引き起こされることがあります。
例えば、ホットヨガに参加した後に吐き気やめまいを感じる人が多く、高温多湿な環境や水分不足が原因となっている場合があります。
このように、ホットヨガは、高温多湿な環境が影響して気持ち悪くなる人が多いのです。
ホットヨガで気持ち悪くなる原因5選
ホットヨガで気持ち悪くなる原因は、大きく5つあります。
ホットヨガで気持ち悪くなる原因を知ることで、気持ち悪くならないように事前に備えられるようになります。
ここでは、ホットヨガで気持ち悪くなる原因を5つ紹介します。
それぞれの原因は、前兆や事前準備が関係しますので、ホットヨガのレッスン前やレッスン中に注意すべき知識が習得できます。
順番に解説するわね。
①脱水症状によるもの
ホットヨガで気持ち悪くなる原因の一つ目は、「脱水症状によるもの」です。
なぜなら、脱水症状を引き起こすと、めまいや吐き気などの気持ち悪いと感じる症状が出現するからです。
高温多湿の環境では、大量に汗をかくため、レッスン中の水分補給が不十分な場合、脱水症状を引き起こすことがあります。
例えば、ホットヨガのレッスン中に水分を適度に摂取していなかった場合、レッスン後に頭がフラフラしたり、吐き気など気持ち悪いと感じることがあります。
気持ち悪いと感じた場合は脱水症状のサインなので注意!
このように、ホットヨガでは、脱水症状が原因でめまいや吐き気といった症状が起こることがあるのです。
②熱中症によるもの
ホットヨガで気持ち悪くなる原因の二つ目は、「熱中症によるもの」です。
なぜかというと、熱中症は体温の調整がうまくいかなくなり、めまいや吐き気などの気持ち悪いと感じる症状が出現するからです。
通常下の運動なら上昇した体温を下げるために、大量の汗をかくことで体温を調整できますが、ホットヨガの室温は高温多湿なので、体温が上昇し続ける。
ホットヨガで身体を冷却しきれないと熱中症を引き起こすことになるのです。
例えば、ホットヨガ中に大量の汗をかいているにもかかわらず、体温上昇して顔が紅潮する場合は、熱中症の可能性があります。
顔がほてるころにはもう手遅れで、めまいや吐き気などの症状を伴い気持ち悪くなります。
このように、ホットヨガでは、熱中症により気持ち悪くなることがあるのです。
③自律神経の乱れによるもの
ホットヨガで気持ち悪くなる原因の三つ目は、「自律神経の乱れによるもの」です。
どうしてかというと、自律神経の特に交感神経が活発になりすぎると、体調に不調を感じやすくなるからです。
ホットヨガの高温多湿な環境の中で運動を行うと、交感神経が活発に働きます。
交感神経が活発になると、身体が興奮状態が持続してしまい、めまいや吐き気など気持ち悪いと感じる症状が出現する。
例えば、高温多湿の中で運動を行うと、急激に体温が上昇するなど交感神経が強制的に活発に活動しなければならない状況になります。
これが繰り返されると、自律神経の活動をうまくコントロールできなくなり自律神経失調がおこることがあり、気持ち悪くなってしまうのです。
このように、ホットヨガは、自律神経が過剰に反応し自律神経失調になることで気持ち悪くなることがあるのです。
④食事の食べ過ぎによるもの
ホットヨガで気持ち悪くなる原因の四つ目は、「食事の食べ過ぎによるもの」です。
なぜなら、ホットヨガ前に食事を食べ過ぎると、消化不良になるからです。
通常は、食べ過ぎた場合、内臓が消化を頑張るために血流が内臓に集中します。
ですが、このタイミングでホットヨガを行うと、筋肉に血流が集中し、内臓の血流が減少して、消化が頑張れなくなってしまうのです。
消化不良は、吐き気や不快な症状を引き起こす原因!
例えば、お腹いっぱい食事をした直後にホットヨガをすると、お腹の膨満感や胃が重く感じることがあります。
さらに、激しい運動をしていると、食べ物が胃に残ったままで消化されにくくなり、気持ち悪くなってしまうことも!
このように、ホットヨガ前に食べ過ぎると気持ち悪くなってしまうことがあるのです。
⑤食事を十分に食べていないことによるもの
ホットヨガで気持ち悪くなる原因の五つ目は、「食事を十分に食べていないことによるもの」です。
理由は、食事を十分に摂取しないと血糖値が下がりやすくなるからです。
血糖値が下がると低血糖状態になり、冷や汗や手の震えなどの症状が出てきます。
最悪の場合、意識障害を引き起こすことも!
例えば、朝食を抜いてホットヨガのレッスンへ行った場合、エネルギーが不足して体がしんどくなり、めまいや倦怠感、吐き気を感じることがあります。
特に激しい運動を行っている最中や終了後にそのような症状が現れることが多いのです。
このように、ホットヨガ前に食事を十分に食べていないと、低血糖症状を起こし気持ち悪くなることがあるのです。
ホットヨガで体調不良にならないために意識したいこと5選
ホットヨガで体調不良にならないために意識したいことは、大きく5つあります。
ホットヨガで体調不良にならないために意識したいことを知ることで、体調不良を避けながらホットヨガを効果的に楽しむために役立ちます。
ここでは、ホットヨガで体調不良にならないために意識したいことを5つ紹介します。
それぞれの意識することは、体調不良を避けることや最悪の状況を避けるための大切な知識が習得できます。
順番に解説するわね。
①適切なタイミングで水分を補給する
ホットヨガで体調不良にならないために意識したいことの一つ目は「適切なタイミングで水分を補給する」です。
なぜなら、大量の汗をかくことで失った水分を適度に補給することで、脱水症状を予防することができるからです。
ホットヨガの環境は、高温多湿な環境のため、常に汗をかき続けることになります。
そのため、レッスン中は数分おきに何度も水分補給する必要があります。
例えば、レッスン開始直後から汗をかくので、レッスン開始前から水分補給を開始して、10分おきに水分を補給することで、脱水症状を予防することができます。
「喉が渇いた」と思ったタイミングでは遅い!
喉が渇く前に水分を補給すると良いです。
このように、ホットヨガ中は、喉が渇く前に何度も水分補給を行うことで脱水症状による体調不良を予防できます。
②速乾性の高いヨガウェアを選ぶ
ホットヨガで体調不良にならないために意識したいことの二つ目は「速乾性の高いヨガウェアを選ぶ」です。
なぜかというと、速乾性の高いヨガウェアは、汗を効率よく発散するので、体温調整を助けて熱中症を予防するからです。
速乾性の低いウェアを着ていると、汗がこもり、体温が上がりすぎます。
ですが、速乾性の高いウェアを着ていると、汗がすぐに発散されて、体温を早く下げてくれて熱中症を予防できる。
例えば、ポリエステルやナイロンの素材は速乾性があり、汗を吸収してすぐに乾きます。
このような素材のウェアを選ぶことで、体温の上昇を防ぐことができるのです。
このように、速乾性の高いヨガウェアを選ぶことで、体温調節を助け、熱中症による体調不良を予防してくれるのです。
③熱中症になりやすい方は通常のヨガを選ぶ
ホットヨガで体調不良にならないために意識したいことの三つ目は「熱中症になりやすい方は通常のヨガを選ぶ」です。
どうしてかというと、ホットヨガの環境は、そもそも熱中症のリスクが高まる環境だからです。
体温調整が苦手な人や、汗をかきにくい人などは、熱中症のリスクが高くなる。
このような、熱中症のリスクが高い人は、無理をせず通常のヨガを選ぶ方が良いでしょう。
例えば、高齢な人は、様々な疾患やホルモンバランスなどにより体温調整がうまくいかなくなっています。
また、幼少期を寒い地域で過ごされた人などは、汗腺の発達が未熟なので、汗をかきにくい体質になっている方が多く、熱中症のリスクが高いのです。
このように、高齢な人や汗をかきにくい人は、熱中症のリスクが高いため、通常のヨガを選ぶことで体調不良を防げるのです。
④強度が軽めのレッスンを選ぶ
ホットヨガで体調不良にならないために意識したいことの四つ目は「強度が軽めのレッスンを選ぶ」です。
理由は、強度が軽めの運動は、乳酸の生成が少ないからです。
強度の高い運動を行った場合、主なエネルギー源は糖が多く使われます。
糖を使った際に、副産物として乳酸が生成される。
この乳酸が筋肉や血液中に蓄積することで、吐き気や頭痛を引き起こすのです。
例えば、初心者向けの軽いレッスンを選ぶと、柔軟性を高めるようなポーズが多く取り入れられていますので、糖を使うほどポーズは少ないことが多いです。
また、初心者向けでも、あなたにとって強度が高いと感じた場合は、無理せず休むことも大切!
このように、強度が軽めのレッスンを選ぶことで、糖の消費が少なくなり、乳酸の生成が抑えられるため、体調不良を防ぐことができるのです。
⑤適切なタイミングで適量の食事をする
ホットヨガで体調不良にならないために意識したいことの五つ目は「適切なタイミングで適量の食事をする」です。
なぜなら、「食べ過ぎ」でも「食べなさ過ぎ」でも体調不良が起こるからです。
食べ過ぎの場合は、消化不良を起こす可能性があり、吐き気を引き起こすことがあります。
一方で、食べなさ過ぎの場合は、低血糖症状を起こしめまいや吐き気などを引き起こすのです。
なので、食事は適量が重要!
例えば、ホットヨガの1~2時間前におやつ程度(バナナやヨーグルトなど)の紹介によい軽めの食事が適切です。
逆に、油ものなどの重い食事は避けるべき!
このように、適切なタイミングで適量の食事をすることで、体調不良を防ぐことができるのです。
ホットヨガで気持ち悪くなる原因に関するQ&A
ホットヨガで気持ち悪くなる原因に関してよくある質問と解決法は以下のとおりです。
順番に解説するわね。
①ホットヨガでめまいが起きるのは自律神経が原因?
ホットヨガでめまいが起きる原因は、自律神経です。
ですが、その他にも以下のようなことも原因として考えられます。
- 脱水症状
- 低血圧
- 低血糖
- 熱中症
- 酸素不足
などが挙げられます。
めまいは、様々なことが原因で起こる症状です。
何が原因でめまいが起こっているのかは、しっかりと見極めて対処する必要があります。
②ホットヨガでのぼせない方法は?
ホットヨガでのぼせないためには、熱中症の対策と同じ対策が有効です。
なぜなら、のぼせる症状というのは、熱中症の一歩手前の症状だからです。
例えば、発散性の高いウェアを選んだり、こまめに水分補給をするとのぼせにくくなります。
また、ポーズの合間に横になることで体を休めるのも効果的です。
③ホットヨガで頭痛が起きた時の対処法は?
ホットヨガ中に頭痛が起きたときは、まずは速やかに休憩を取りましょう。
スタジオの外に出て涼しい場所で深呼吸をしながら水分補給を行い、体温を下げることが大切です。
また、電解質を含むスポーツドリンクを摂取すると効果的です。
もし、頭痛が軽減されない場合は、その日のレッスンを中断して、医師などの専門家に相談しましょう。
④ホットヨガで頭痛が起きるのは危険?
ホットヨガ中に頭痛が起きる原因は、主に脱水症状や熱による影響が原因です。
一般的には軽度の頭痛であれば適切な対処で改善しますが、熱中症などに発展して、それを放置すると症状が悪化し、命を落とす危険性もあります。
特に、持病がある方や体調がすぐれない場合は無理せず参加を控えるか、医師に相談することをおすすめします。
⑤ホットヨガで頭痛が治らない場合は?
ホットヨガ後も頭痛が続く場合は、まずは静かな場所で身体を休め、水分や塩分を摂取しましょう。
なぜなら、単なる脱水症状や疲労だけでなく、体温調節機能の異常や血圧の変動が関与している可能性があるからです。
それでも改善が見られない場合は、すぐに医療機関を受診することをおすすめします。
⑥ヨガでめまいや吐き気がする原因は?
通常のヨガでめまいや吐き気が生じる原因は、体が内側から活性化する過程や呼吸不足によるものが考えられます。
呼吸が浅くなると酸素不足で頭痛や吐き気が引き起こされることもあります。
頭を下げるポーズや呼吸を忘れることで、めまいや頭痛が発生しやすくなります。
また、内臓の働きが刺激されることで下痢や吐き気が生じることもあります。
⑦ホットヨガをやってはいけない人は?
体調に不安を抱える人は、ホットヨガをやってはいけません。
ホットヨガは、大量の汗をかくため、体への負担が大きく、のぼせやすい人や心疾患、高血圧の方にとってはリスクが伴います。
特に体調が優れないと感じるときは、無理をすると体調を崩す原因にもなります。
例えば、妊娠中の人や岩盤浴やサウナなどでも体調不良を引き起こす人は、ホットヨガを避けた方が良いでしょう。
⇩ホットヨガに向かない人については以下の記事でも詳しく解説していますのでご覧ください。
⑧ホットヨガで死亡事故はある?
日本において、ホットヨガによる死亡事故は報告されていません。
独立行政法人の国民生活センターによると、2015年から2020年の間にフィットネス関連の危害情報が833件寄せられましたが、その中に死亡事故はありませんでした。
報告内容は「めまい」「のぼせ」「吐き気」「頭痛」などの体調不良に関するものでした。
このように、ホットヨガ自体は安全に実施できる場合が多いですが、個々の体調管理が重要です。
ホットヨガで気持ち悪くなる?意識したいことについても解説する!のまとめ
以上、ホットヨガで気持ち悪くなる?意識したいことについても解説する!について紹介しました。
再度確認です。
- ホットヨガで気持ち悪くなる原因は、「脱水や熱中症」「自律神経の乱れ」「食事量」など
- ホットヨガで体調不良にならないために意識したいことは、「水分補給と食事のタイミング」「熱中症予防策」「レッスンの強度」など
- ホットヨガで体調不良になった場合でも、症状が進行しないように落ち着いて休憩をとるなどの対策をしよう
ホットヨガで気持ち悪くならないために、「レッスン前の準備」や「レッスン中の体調管理」を怠らないように注意することで、ホットヨガを楽しめます。